検索ロボットは画像内容の判断ができません

検索のメカニズムは、検索ロボット(クローラーと呼ばれる)がリンクをたどって各ページのデータを収集し、これを「インデックス」すると言い、この「インデックス」された内容から、検索エンジンが該当するデータを探し出し、決められたロジックで順位付けをし、結果を表示することになっています。
このため、ページの追加や更新などを行っても、検索結果に反映されるまでにはタイムラグがあります。

さて、「Webサイトは見栄えが9割」と言われたりします。
そして、その見栄えのほとんどは使用している画像の良し悪しで判断されると思います。
しかしながらそれは、あくまでも人間の目で見た場合の判断であって、検索ロボットは画像データの内容の判断ができません。
それが高価な絵画の画像データであろうと、子どもが描いたイタズラ描きだろうと、区別も何もできません。
ただ、画像データが配置されているということだけが分かるだけです。
そこで、画像データの内容を検索ロボットに伝えるには、文字情報として、説明を付けることで補っています。

実はこの文字での説明を付け忘れた、あるいは面倒なので、付けなかったケースが結構いっぱいあります。
この場合、このページを検索ロボットから見たら、「スカスカ」の状態です。

また、この「説明」は文字数に制限があるため、画像データの全てを表現できないことも多々あります。
画像が多く、検索結果が悪い場合はここを疑ってみましょう。
「Webサイトは見栄えが9割」の前には、大きな罠が潜んでいます。